Facebook広告でカスタムオーディエンスを作成するときに活用できるカスタマーリストCSVの作成方法についてまとめました。
カスタマーリストは類似オーディエンス配信時に効果を発揮します。
クラファンおかわり、D2Cにカスタマーリストを有効活用
カスタマーリストとは読んで字のごとくですが、顧客情報のことを指します。
ネットショップやクラウドファンディングなどで過去に商品を購入いただいた方の顧客台帳をFacebook広告で再活用できます。
1から見込み客開拓するより、より精度の高いターゲット層に対して広告配信が可能になります。
クラウドファンディングプロジェクトおかわり、メーカーおかわり、Shopifyでの一般販売など活用先は多彩です。
Facebookのカスタマーリストに関する説明は下記に。
ファイルテンプレートCSVも用意はされているのですが、初見で何をどうしたらよいかわからない方向けに最低限押さえておきたい項目に絞ってご説明します。
Facebookカスタマーリストで押さえておきたい項目
FacebookのファイルテンプレートCSVを見ると14項目ありますが、すべての項目に記入しなくてもファイルアップロードは可能です。
特定の地域のみで商品を販売するなどの縛りが無い場合、以下の6項目を押さえていればカスタマーリストとしては十分機能します。
苗字名前だけ記入してアップロードしても同姓同名で全く想定見込み客とは異なる方々向けに配信されかねないのでご注意を。
- phone
- dob(生年月日)
- doby(誕生年)
- gen(性別)
- age(年齢)
REPLACE関数を活用し、日本の国番号+81に文字列を置き換える方法
クラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)のCSVも微調整することでカスタマーリストCSVとして有効活用ができます。
MakuakeのCSVデータを抽出した時、電話番号の前にアポストロフィ「'」が挿入されています。
このデータをそのままFacebook側にアップロードしてもエラーメッセージが返ってきます。
それらのアポストロフィをREPLACE関数にて一括で日本の国番号「+81」に文字列を置き換える必要があります。
なお、国番号+81を入れる場合は電話番号冒頭の0も外す必要があります。
カスタマーリストの追加はCSVファイルだけでなく、テキストファイルでも行うことができます。