Figmaを日本語化するメリットと活用シーン
デザインツールとして世界的にシェアを誇るFigmaは、Web制作やUI/UXデザイン、さらにはプレゼン資料作成など幅広く活用されています。
2022年に公式に日本語版がリリースされたことで、英語に馴染みのない初心者でも操作の意図を正確に理解し、学習スピードを大幅に向上させることができるようになりました。
特にチーム開発において、メンバー全員が日本語インターフェースを使用することで、ボタン名称の食い違いや設定ミスの防止に役立ちます。
デスクトップアプリ、ブラウザ版、さらにはホワイトボードツールの「FigJam」も同時に日本語化されます。
Figma公式日本語化設定の最短手順
外部プラグインなどは一切不要です。Figmaのアカウント設定から一瞬で切り替えが可能です。
Figmaのホーム画面(ファイル一覧画面)の左上にある、自分の名前とアイコンをクリックします。
表示されたメニューから「Settings」(設定)を選択してください。
設定画面が開いたら、「General」(一般)タブの中を下にスクロールします。
「Language」(言語)という項目があるので、その右側にある「Change language」をクリックします。
言語の選択肢から「日本語」を選択し、「Save」(保存)をクリックします。
確認のポップアップが出るので「Reload」(再読み込み)を選択すれば、インターフェースが日本語に切り替わります。
英語UIと日本語UIの用語比較表(横スクロール確認)
日本語化によって、各パネルやメニューがどのように変わるのか主要な項目を比較しました。
| カテゴリ | 英語表記(English) | 日本語表記(Japanese) | 役割・機能の説明 |
|---|---|---|---|
| レイヤーパネル | Layers / Assets / Pages | レイヤー / アセット / ページ | 作成した図形や画像のリスト、 コンポーネント管理を行う場所です。 |
| プロパティパネル | Fill / Stroke / Effects | 塗り / 線 / エフェクト | オブジェクトの色指定や枠線、 影(ドロップシャドウ)などの設定です。 |
| オートレイアウト | Auto Layout / Gap / Padding | オートレイアウト / 間隔 / パディング | 要素を自動整列させる機能です。 余白(パディング)の設定もここで行います。 |
| プロトタイプ | Interactions / Transitions | インタラクション / トランジション | 画面遷移のアニメーションや、 クリック時の動作を設定します。 |
| 書き出し | Export / Preview | 書き出し / プレビュー | 作成したデザインをPNGやSVG、 PDFなどのファイルとして保存します。 |
日本語化した後の注意点:英語のままの方が良いケース
Figmaを日本語化すると非常に使い勝手が良くなりますが、あえて英語設定で使い続けるデザイナーも少なくありません。
その理由は、世界中のデザイナーが共有している「Community(コミュニティ)」のプラグインや、英語圏の高品質なチュートリアル動画を参照する際、UIが英語のままであった方がボタンの場所を迷わずに済むからです。
特にショートカットキーについては言語に関係なく共通ですが、日本語化されたことで逆に「チュートリアル動画で言っているメニューがどれか分からない」という現象が起きることもあります。
まずは日本語で機能を完璧に覚え、慣れてきたら英語に戻して「グローバル基準の用語」に慣れておくという使い方も、スキルアップの観点からは有効です。
Figma日本語化に関するよくある質問(FAQ)
あなたが自分の設定を日本語に変えても、同じチームで共同編集している他のメンバーの画面(英語設定)が勝手に日本語に変わることはありませんので、安心して変更してください。
それでも反映されない場合は、デスクトップアプリ版の設定画面から直接同じ手順(Change language)を行ってください。

